2025年4月12日(土)に東京・日本橋周辺で「日本橋エリア 日本酒利き歩き 2025」が開催されました。約50の日本酒蔵が全国から集結し、各所に設置されている日本酒ブースを巡って利き酒を楽しむ日本酒が飲み放題のイベントです。今年で第9回目の開催となる同イベントにSAKEMAP編集部が潜入! 当日の様子をレポートします。
約500種類の日本酒が飲み放題!

今回SAKEMAP編集部が参加したのは、「日本橋エリア 日本酒利き歩き 2025」。全国屈指の酒蔵50蔵が集結する日本橋エリアを歩き回りながら、日本酒の利き酒が楽しめるという日本酒好きにはたまらないイベントです。
今年で9回目の開催となる人気イベントですが、今回初めて参加するため事前に公式サイトで情報を隈なくチェック! ところが、開催場所が「日本橋界隈」って…広すぎません?

マップをよく確認してみると、本当に広い! 街全体が会場になっていて、日本橋エリア一帯のお店に利き酒ブースが設置されています。イベント会場が広域のため、日本橋駅、三越前駅、新日本橋駅、小伝馬町駅、馬喰横山駅、東日本橋駅、人形町駅、水天宮前駅、浜町駅からアクセス可能です。

私たちは今回「水天宮前駅」から歩き始めました。あちこちに設置されているオレンジ色ののぼり旗が目印になります。まずは全部で3箇所ある「受付」に行って、利き歩きセットを受け取ります。

イベント開始時刻の14時ちょうどくらいに受付の「佐々木酒店」に到着。すでに沢山の人だかりができていて少し並びましたが、事前に購入しているチケットをスマホに表示させて利き歩きセットをもらうだけなのでこの列はスムーズに進みます。当日券の行列はかなり長そうだったので、チケットは絶対に事前購入してから参加しましょう。

受付で受け取るのは、イベント専用のオリジナルお猪口と参加証明になるチケットバンド。飲み歩き中はこのリストバンドを見せるだけで、利き酒が楽しめます。

さらに参加店舗がわかる利き歩きマップと小冊子もあり、小冊子には参加店の情報とその店に利き酒ブースを出店している酒蔵・日本酒の情報すべてが記載されています。

もらった冊子を早速チェックしてみると、今回このイベントで飲める日本酒の数はなんと全477種類! 全国50蔵が持ち寄った約500種類の日本酒が飲み放題ということです。ちなみにチケットは1人4,000円でした。4,000円で約500種類が飲み放題は、めちゃくちゃお得ですね。

このような日本酒イベントには毎回全種類制覇を目指して参加するSAKEMAP編集部の面々ですが、さすがに今回は難しそうです。とにかく少しでも多くのブースを巡って、一杯でも多くの日本酒を飲むことを目指します(笑)マップとお猪口を持って、早速利き歩きスタート!
利き歩き前に作戦を練るべし

今回とにかく驚いたのは、日本酒ファンの多さです。普段どこに生息しているのか、世の中には真昼間からお猪口を手に街を練り歩く呑助がこんなにも多いのかと…(もちろん私たちSAKEMAP編集部もその一員です♪)。

イベント開始直後からどこもかしこも行列だらけ。利き歩きができるのは14時~18時の4時間限定なので、気になる酒蔵や飲みたいお酒が決まっている人は早めに狙っているお店に行きましょう。列の長さにもよりますが店外まで列が続いている場合は、利き酒ブースに辿り着くまで5分〜15分程度かかると考えておくのがベターです。

今回私たちは「一杯でも多くの日本酒を飲もう!」が目標だったので、比較的人が少ない場所を探して周っていきました。開始直後は受付に近い場所から行列ができていくので、受付から離れているお店は人が少ない可能性も! どのような順番でどのお店に行くのか、あらかじめ計画を立てて周ると効率良く利き歩きができそうです。
蔵元との交流もイベントの醍醐味

それぞれの店内には各酒蔵の日本酒がズラリ! 飲みたいお酒を伝えお猪口を差し出すと、蔵人たちから日本酒を注いでもらえます。

普段なかなか話すことができない蔵元と直接触れ合って、日本酒に関するさまざまな会話が楽しめるのもこういったイベントの醍醐味です。

まずは旨味もあるのにスッキリとした後味の「上喜元 辛口純米」と、この時期限定の「羽根屋 かすみざけ」を頂きました。しぼりたてのフレッシュなうすにごり酒は、春を感じるぽかぽか陽気にぴったり! お祭り気分とあいまって、すぐに酔っぱらうことができそうです。

日本橋エリアのいたる場所に利き歩きブースが設置されているので、マップを見ずに散歩気分で街を練り歩くというスタイルでも充分利き歩きが楽しめます。

日本酒に合う肴が沢山用意されたお店で頂いたのは、個性豊かな銘柄の多い土田酒造。女性の顔面が描かれたインパクト抜群の「TSUCHIDA × TSUKE KIMOTO HOP NIGORI NAMA」は、日本酒とクラフトビールを融合させた新ジャンルのお酒。ホップを添加して作られたということで、まるでビールのような味わいを楽しむことができました。

いくつかの酒蔵が出店している大きな会場を狙うのもおすすめです。大体は一つのお店に一つの酒蔵ブースが用意されていますが、いくつかの酒蔵が出店している会場もあります。

兵庫県「龍力(たつりき)」のドラゴンシリーズは、全種試飲させて頂きました。なかでも「純米酒 ドラゴンスパークリング」はボリューム感のある旨味の濃いスパークリングで、個人的に今回のイベントで1番のお気に入りに。

秋田県の「山本」も辛口から甘口まで飲み比べました。同じ酒蔵が同じお米を使って、こんなにも多彩な味わいを造り出せるのだからやっぱり日本酒は面白い!

おいしいお酒を沢山頂いて、すっかり上機嫌なSAKEMAP編集部一同♪ イベント限定酒を用意している酒蔵も多いので、レアなお酒に目がないという人にはもってこいです。

日本橋エリアのちょうど中心地にある堀留公園ではマルシェが開催されていて、「日本酒隙間バル」と飲食物販屋台の出店もありました。

ここでもさまざまな酒蔵の振舞酒が用意されていて、利き歩き参加者はすべて無料で楽しめます。

毎年このイベントに合わせてお酒をつくり、新種を初めてお披露目するという酒蔵もあるそうです。定番から季節限定酒までいろんな日本酒にチャレンジできるので、日本酒通の人はもちろん日本酒にハマりたてでイベントに参加した日本酒ビギナーの人にとっても好みの味を見つける絶好のチャンスです!
関連ショップやイベントも必見

日本酒だけでなく参加店のフードや物販も要チェック!

飲食店は日本酒に合う特別メニューを用意しているお店も多いです。

フードは別途有料。さまざまなお店で一品ずつ注文できるので、気になるお店で食べたいものだけを日本酒と一緒に楽しめます。

飲食店以外の参加店では物販を行っているところもあります。アクセサリーを販売するショップでは、ストーンでデコレーションしたオリジナルお猪口が販売されていました。そのほかクラフト作家が集まる特別マーケットやワークショップといったイベントもあります。日本酒好きが集まるイベントに合わせて各店でさまざまなコンテンツが用意されているので、ぜひイベント情報もチェックしてから参加してください。

<まとめ>
・全国50蔵が集合する大人気イベント
・2025年は約500種類の日本酒が飲み放題
・チケットは必ず事前購入すべし
・行列店も多いので行きたいお店から優先的に周る
・参加店のフードや物販、イベントも要チェック
・参加店や公園のトイレは激戦なので早めに行くべし










